こんにちは！あらいぐま(@araigumatarot)です。
今回は6月25日（金）に山羊座満月を迎えるにあたり、ホロスコープ＆タロットカードを用いて月のエネルギーリーディングを行いました！
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山羊座満月のホロスコープ
2021年6月25日（金）午前3時42分頃
山羊座満月の特徴
| 男性星座 | 女性星座 |
| 3 | 7 |
| 活動宮 | 固定宮 | 柔軟宮 |
| 4 | 3 | 3 |
| 火 | 地 | 風 | 水 |
| 1 | 3 | 2 | 4 |
蟹座3度
ねずみと議論する猫（蟹座4度）
山羊座3度
大きなカヌーへ乗り込む一団（山羊座4度：6/10双子座新月のAscと同じ）
双子座21度
バーン・ダンス（双子座22度）
| 牡牛座 | 天王星（13度） | 1 |
| 双子座 | 水星（16度：Ascとオーブ5の合） | 1 |
| 蟹座 | 太陽（3度）・金星（27度） | 2 |
| 獅子座 | 火星（8度） | 1 |
| 山羊座 | 月（3度）・冥王星R（26度） | 2 |
| 水瓶座 | 土星R（12度） | 1 |
| 魚座 | 木星R（2度）・海王星（23度） | 2 |
山羊座満月 – ホロスコープからのメッセージ
まずはじめに「ブルーな話」からしていきたいと思います。
今回のホロスコープでは獅子座の火星と水瓶座にて逆行中の土星が衝（オポジション）の角度を形成しており、その中心に牡牛座の天王星が滞在していることから、二等辺三角形が形成されています。これを「Tスクエア（複合アスペクト）」と呼び、動画中でよく「はんぺんの角度」と説明しておりますが、火星と土星が緊張状態にあり、天王星と土星・火星がそれぞれ不調和の角度を取っています。
火星の配置を見ると、今回は獅子座の3ハウスに滞在しています。1ハウス＝牡羊座、2ハウス＝牡牛座…と数えて行くと、3ハウス＝双子座となることから、3ハウスは双子座のキーワード「コミュニケーション」「通信」「交通」などが同じくキーワードとして挙げられます（その他学業や兄弟・姉妹などもあります）。その火星が今回は真反対に滞在している土星と緊張関係にあることから、簡単に言ってしまうと「コミュニケーションにおいて摩擦が起きやすい。」ということを示唆します。
↑こんな感じで分かりやすくイラストを置いてみましたが、火星は「前進」「活発」などエネルギッシュな天体として知られ、自動車で言えば「アクセル」に該当します。一方で土星は「試練」「伝統」などのキーワードが含まれ「ブレーキ」に該当します。つまり、アクセルとブレーキが一緒にかかっている様な状態なので、このイラストの様に双方の主張が衝突します。
祭りじゃ、祭りじゃー！
ここでは行わないでください。決まりですから。
ウチらはここでやりたんだよ！
出来ません。決まりですから。
この状態では険悪なムードが漂ったまま話し合いも上手く行かず平行線となってしまいますが、更にそこに天王星が矩（スクエア）の角度を取っていることから衝動的なエネルギーが加わり、しかも今回のTスクエアは「固定宮」といって（短所で言えば）非常に頑固な性質を持つ星座で形成されていることからも、コミュニケーションにおいて「自分の方が正しい！」などと自己主張を押し通そうとすればするほどに状況が悪化してしまう、最悪ご関係がこじれてしまうということを暗示しているのです。
もし実際にこの様な状況に陥ってしまった際には「蠍座」のエネルギーを使いましょう。
蠍座は天王星が滞在している牡牛座の真反対に位置しています。今回のホロスコープでは蠍座には天体はありませんが、蠍座と他星座を線で結び合わせるとことで正四角形が出来上がり、牡牛座（地）・獅子座（火）・水瓶座（風）のエネルギーに蠍座の「水」のエネルギーを補うことが出来ます。
「蠍座のエネルギーを使う。」とはどういうことかと言うと「蠍座に含まれるキーワードを意識する。」ということになりますが、蠍座は水星座ですのでタロットで言えばカップ（聖杯）のスートを指し「感情」を司る星座であると言えます。蠍座ははきはきと言葉にして伝えることはありませんが、臨床心理士などが適職として挙げられる程に相手の気持ちや意図を汲み取る努力をするところがあります。
例えば目の前に不機嫌な人がいるとして、その人に対して第一印象で「何なのこの人！感じ悪っ！」などと決めつけたりはせず「その人を不機嫌にさせている要因は何なのか。」とその人を責めることなく原因を突き止めようとするところがあります。従いまして、その蠍座の特性「相手の立場になる／気持ちになって考える。」「想像力を働かせる。」ということが、コミュニケーションにおいて万が一トラブルに発展してしまった際に最悪の状態を招くことを防ぐ為の重要なポイントとなります。
先程の例えの続きで言えば（分かりやすく言うと↓）、
何故自分たちを拒むのか？ここで言う「決まり」とは何か？
何故行う場所がここでなければならないのか？何故ここに拘っているのか？
といった様な感じで互いの意図をきちんと理解していく姿勢を示すことが大切になりそうです。
ちなみに、今回の太陽（蟹座3度）のサビアンシンボルは「ねずみと議論する猫（サビアン度数は4度）」となりますが、このサビアンシンボルは「敵同士でありながら、弱者であるねずみに対して強者である猫の方から議論を持ち掛ける。」というとても面白いシンボルとなっています。
いつも通りドラえもんネタで、ねずみ＝のび太、猫＝ジャイアンに置き換えて頂ければ分かりやすいかと思いますが、ジャイアンであれば議論なんぞ持ち掛けなくてものび太へ圧力をかければすぐに話が付きそうですが、このサビアンシンボルは「猫が弱者の立場であるねずみの心情を理解した上で寄り添う姿勢を見せる。」という蠍座と同じ水星座らしい何ともハートフルなサビアンシンボルなのです。ですので、コミュニケーションにおいてはこの猫の様に相手の立場や心情に寄り添い、相互理解を深めるというところにポイントを置くと良さそうです。
「必ず誰かと衝突します！」ということではありません。あくまで傾向の話です。
また3ハウスのナチュラルサインである双子座のルーラー（守護星）である水星がAsc（アセンダント）の後ろの「目に見えないもの」を意味する12ハウスに滞在していることから、引き続き通信・インターネットや交通に乱れが生じる可能性があると捉えられます。
インターネットに繋がらない（勘弁してください）、来るはずのメールや電話が来ない、送ったはずのメールや郵便物が送られていない、電車が定刻通りに来ないなどなど・・・この様なことが起こり得ますので、早目早目の行動を心がけましょう。
ここからは楽しいお話です💗
今回の満月は太陽が蟹座で1ハウス、月が真向かいの山羊座で7ハウスに滞在しています。1ハウスというのは「自分」この記事を読んでくださっているあなたを表し、対して7ハウスは他者を表します。
そして更に7ハウスは一般的に「恋愛」を司るハウスであり、満月はひとつの物事が完成を迎える・実りを収穫する・成果を得る・感謝をするタイミングであることから、もしかしたら恋愛において何か進展があるかも知れません。
満月は太陽と月が衝（オポジション）の角度を形成することで起こりますが、今回はその満月にMcと合（コンジャンクション）の角度を形成している魚座の木星Rが調停しています。
衝（オポジション）は天体同士が緊張関係にある訳ですが、その緊張を木星が和らげてくれることということと、魚座は木星Rのルーラー（守護星）でもあることから、もしかしたらお二人のご関係を進展させる為のチャンスがあなたに与えられるかも知れません。
また7ハウスのナチュラルサインである天秤座のルーラー（守護星）は金星ですが、その金星は今回のホロスコープでは2ハウスに滞在しています。
更にその真向かいの山羊座には月と冥王星Rが滞在しており、金星と冥王星Rがオーブ1という非常にタイトな角度で衝（オポジション）を形成していますので、お相手様にハマり過ぎてしまい独占欲が強まったり、お相手様がスマホを眺めている時に「他の誰かと連絡しているの?!」とやきもちを焼いてしまう傾向があります。
先程のび太＆ジャイアンの例を出しましたが、どちらかというと自分（あなた）の方がジャイアンタイプになってしまい、お相手様に色々と求め過ぎてしまうなど過剰なエネルギーが作用することも想定出来ますので注意が必要ですが、その金星と冥王星Rの緊張状態をルーラー（守護星）である魚座に滞在している海王星が調停しています。
魚座も蟹座・蠍座同様に水星座で無償の愛情を注ぐ優しさに溢れた星座です。先述の木星Rは「チャンスを与えてくれる。」と申し上げましたが、海王星はあなたへ「その嫉妬心や独占欲は真の『愛情』と呼べますか？」という疑問をストレートに投げかけて来ます。その問いに対しあなたが「堂々と自信を持って答えられるか？」ということがキーポイントとなります。
また満月 – 木星Rの調停ならびに金星×冥王星R – 海王星の調停のエネルギーに関しては、恋愛だけでなくお仕事上でやり取りのある方（ビジネスパートナー）とのご関係に影響がある可能性もあります。木星RのすぐそばにはMcという社会を表すアングルがあり、月が滞在している7ハウスは恋愛上でのパートナーだけでなく「ビジネスパートナー」というキーワードも含まれているからです。
衝（オポジション）の角度を形成している時はどうしても「自分が！」と前へ出てしまう傾向がありますが、今回は木星Rと海王星がその前のめりになってしまう部分を抑えてくれますので、冷静にさせてくれる天体のエネルギーに感謝しながらも、恋愛とお仕事においての自分の夢や理想を叶えていきたいですね。
今回のホロスコープのAsc（アセンダント）は双子座21度でサビアンシンボルは「バーン・ダンス（サビアン度数は22度）」となります。「バーン・ダンス」とは直訳すると「納屋（なや）の踊り」で、動画を観ても確かに納屋っぽいところで思いっきり踊っていますね。教科書的にこのサビアンシンボルは「俯瞰的な視野を持ち、次のステップについて考える。」「社交性を高める。」というメッセージが含まれるのですが、
動画に出て来る人たち、みんな既に社交性高そうなんだけども
と、つい思ってしまいました（爆）
ここで、松村潔大先生の著書「完全マスター西洋占星術Ⅱ」より一部引用させて頂きたいと思います。
21度が自らジャンプすると、その後22度では着地します。
-中略-
21度で無理なチャレンジをしても、22度で自分の足元または立脚点を思い出し、
その好意によって21度の無理な学習を緩和し、
成果を定着させる体験をするというものです。
あ～だから「俯瞰的な視野を持ち、次のステップについて考える。」と書かれているのか～（←これは別の書籍で学びました）。
松尾大先生の書籍にはこのサビアンシンボルは「バーン・ダンス」ではなく「クール・ダウン」とあり（YouTube動画はヒート・アップって感じだけど）ひとつ前の21度の飛躍のエネルギーを22度で緩和させることによって調整作用を促すものとあります。「成果を定着させる体験」というのは満月のキーワードとマッチしているところがありますね。
こちらの記事では省略してしまいましたが、松尾大先生が「その好意によって21度の無理な学習を緩和し、成果を定着させる体験をするというもの」の例えに「TOEIC（英語テスト）」を挙げています。
一定の集中力を保ちながらずっと勉学に勤しむのではなく、TOEICを通じて現在の己の実力を知る、更に一旦「学習」の手を止めることで行き過ぎたエネルギーを緩和させる（休憩も兼ねている）という感じでしょうか。
すごーーーく雑に要約すると「今までの行いが成果として返ってくる。」というのはまずありそうですね。地のエネルギーじゃないけれど、このノリノリバーン・ダンス動画の様に出来栄えが良ければ注目を浴びたり賞賛を受けたり、楽しい時間を共有できる仲間が増えたり、「名ダンサー」として名前が轟くところに繋がるのかも知れませんね。誠実な対応を心がけて来られた方であれば「誠実な方」として幅広く知られる、またその逆も然り…という感じで、通信簿が送られてきそうな内容ですね。…赤点じゃありませんように🦝（爆）
タロットカードからのメッセージはYouTube動画でチェックしてね
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